※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。
「才能は開花させるもの センスは磨くもの」
古舘春一『ハイキュー!!』の及川徹の言葉。名言の杜と名セリフ紹介で確認した表記です。原作の語句・句読点・場面は公開前に最終照合が必要です。
誰かが上手にできている姿を見ると、自分との間に、越えられない差があるように感じることがあります。
あの人は、もともと才能がある。
自分にはセンスがない。
頑張っても、ここまでなのかもしれない。
そんなふうに、今の出来栄えから、自分の未来まで決めてしまう。
及川徹のこの言葉で私が気になるのは、「才能」や「センス」という名詞だけではありません。
「開花させる」「磨く」という、動きのある言葉です。
ここからは、作品から離れた私自身の解釈です。
今できないことを、性質にしない
文章がうまく書けなかったとき、「今回の文章は伝わりにくい」と考えることはできます。
でも、「自分には文章の才能がない」と言い切ると、直せる場所まで見えなくなりそうです。
何が伝わりにくかったのか。
説明が足りないのか。
順番がわかりにくいのか。
具体的にできるほど、次に試すことが見つかります。
もちろん、努力すれば誰でも同じ結果に届くとは限りません。環境や時間、得意不得意にも違いがあります。
それでも、今の結果を自分の固定された性質として扱わないことには、意味があると思います。
「もっと頑張る」より、一つ磨く
うまくなりたいと思うと、練習の量を増やしたくなります。
でも、ただ回数を重ねるだけでは、同じところで困り続けることもあります。
今日は、最初の一文だけ直してみる。
前回間違えた問題を、一つ説明してみる。
誰かに、わかりにくかった場所を聞いてみる。
全部を一度に変えるより、一つの部分を丁寧に見る。
私には、それが「磨く」という言葉に近く感じられます。
育てる時間には、休む時間も含めたい
結果が見えない時期は、何も変わっていないように思えます。
けれど、続けるかどうかを考えるときには、成果だけでなく、自分の負担も確かめたいものです。
睡眠を削っていないか。
生活のほかの部分が苦しくなっていないか。
今の方法を少し変えられないか。
自分を追い詰めることと、力を育てることは同じではありません。
「向いていない」と決める前に、今日一つだけ、磨けるところを探す。
誰かの完成した姿ではなく、自分の次の変化を見る。
この言葉を、そんな小さな練習のきっかけにしたいと思います。

